プラスからマイナスシリンダー計算機
最終更新:
2024-10-03 23:11:34
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経緯
屈折矯正において、球面、円柱、軸で記述されるレンズを用いて屈折異常を矯正するのが一般的です。円柱補正は乱視の治療に使用されます。乱視は正の円柱値または負の円柱値のいずれかを用いて表すことができます。多くの検査医は、臨床現場での一貫性を保つため、(眼科医でより多く使用される)プラス円柱形式から(検査医でより一般的な)マイナス円柱形式への処方箋の変換を好みます。
計算式
プラス円柱からマイナス円柱への処方箋を変換するには:
- 新しい球面度数(D) = 球面度数 + 円柱度数
- 新しい円柱度数(D) = -円柱度数
- 新しい軸(°) = 軸 + 90 (軸+90>180の場合は、180を引く)
計算例
元の処方箋が以下の場合:
- 球面:+2.00 D
- 円柱:+1.50 D
- 軸:60°
変換後のマイナス円柱処方箋は次のようになります。
- 新しい球面:+2.00 + (+1.50) = +3.50 D
- 新しい円柱:-1.50 D
- 新しい軸:60° + 90° = 150°
重要性と使用例
検査医は、乱視の円柱補正の異なる形式を切り替える際に、この変換を使用します。これは、(プラス円柱を使用する可能性のある)眼科医からの処方箋を読む際、臨床記録、レンズ製造、開業医間のコミュニケーションにおいて、一貫した形式を確保するのに役立ちます。さらに、一部のレンズメーカーは特定の形式を好むため、この変換は正確な処方箋にとって重要です。
よくある質問
-
プラス円柱形式とマイナス円柱形式があるのはなぜですか?
- プラス円柱形式は眼科医が、マイナス形式は検査医が使用します。どちらも同じレンズを記述していますが、表現が異なります。
-
プラス円柱からマイナス円柱への変換は視力に影響しますか?
- いいえ、患者の視力には影響しません。単に同じレンズ処方箋を異なる方法で記述しているだけです。
-
変換後、軸が180°を超える場合はどうなりますか?
- 軸が90°を加えた後に180°を超える場合は、180°を引いて0°~180°の範囲内に収めます。
この計算ツールは、眼科医療従事者にとって迅速かつ正確な結果を保証する変換プロセスを簡素化します。