スパイラル捩りばね計算機

ねじりばね定数式

らせんねじりばねが提供するトルク(M)を計算する式は次のとおりです。

\[ M = \frac{\pi \cdot E \cdot b \cdot t^3 \cdot \theta}{6 \cdot L} \]

ここで：

• \(E\) = ヤング率 (N/m²)
• \(b\) = 材料幅 (メートル)
• \(t\) = 材料厚さ (メートル)
• \(\theta\) = 角度変位 (ラジアン)
• \(L\) = ばねの長さ (メートル)

計算例

次の特性を持つらせんねじりばねの場合：

• \(E = 200,000 \, N/m²\)
• \(b = 0.01 \, m\)
• \(t = 0.005 \, m\)
• \(\theta = 0.785 \, ラジアン\) (45°)
• \(L = 0.1 \, m\)

トルクは次のように計算できます。

\[ M = \frac{\pi \cdot 200000 \cdot 0.01 \cdot (0.005)^3 \cdot 0.785}{6 \cdot 0.1} = 0.0206 \, N·m \]

FAQ

1. らせんねじりとは？ らせんねじりは、ねじれ力を受けたらせん状または螺旋状ばねによって発生するトルクの尺度です。

2. トルクとは？ トルクは、物体にかかる回転力であり、ニュートンメートル（N・m）で測定されます。それは物体にかかるねじれ効果を表しています。

この計算機は、エンジニアや設計者が、弾性率、たわみ、材料寸法などの主要なパラメータに基づいて、らせんねじりばねのトルクを計算するのに役立ちます。